
規約改正騒動を契機として、なんとなくみんなが mixi について語っているようなのでついでに。
「mixi の成長が止まった理由」。いろいろ言われていることはあれど、「日記」と「コミュニティ」、この2つの機能の貧弱さが一つの大きな理由ではないかと考えている。
日記に関して言えば、日記をオープン(SNS外からも見える)にすることができないため、より日記を書くユーザーほど、多くの人に見られる可能性がある外の世界(=BLOG)へ出て行ってしまう。一応、「外部の日記を使用」ということで更新情報くらいは通知されるが、それも数時間後で他の日記の更新に埋もれがちで、その上 mixi 日記に比べてコメントも残しずらいとなれば、日記を通じたユーザー間のコミュニケーションの低下が起こるのは必然。
また、コミュニティに関しては、ユーザーが増え、コミュニティの持つ情報量が増えたのにもかかわらずそれに対処するための機能がほぼ皆無。これではコミュニティは活性化しない(「2ちゃんねる」も機能的にはシンプルこの上ないが、専用ブラウザの存在を忘れてはいけない)。
そればかりか、mixi 全体のユーザー数が増えれば本来は増えるはずのコミュニティの多様性が、その機能の貧弱さゆえに逆に低下している面すらある。これは例えばホーム画面にコミュニティの最新書き込み。一つ巨大なコミュニティに参加しているとこの欄はすべてそのコミュニティのトピックで埋まってしまい、その他のコミュニティの更新情報は埋もれてしまう。そのため、弱小コミュニティはますます活性が下がってしまうという結果になっているように見える。
「日記」と「コミュニティ」が mixi の中核を担う重要な機能であることは明らかだし、笠原社長も何かのインタビューでそういっていたにもかかわらず、現状におけるこの2つの機能の本質的問題点をないがしろにし続けている mixi の将来の展望はあまり明るくないように思われる。mixi が成長しまくっていたころにも、「mixi 疲れ」なる言葉でユーザー離れが囁かれていたけれど、それはある意味ポジティブな話で、今起きていることはもう少しネガティブな話なのではないかと。
あと、上場したんだし、もう βversion ははずして欲しいな。