http://d.hatena.ne.jp/gothedistance/20080410/1207832176
工程が分かれてしまっていることの弊害は計り知れなくて色んな問題を引き起こしていると思うのだが、特に思うのが上流工程だけでも下流工程だけでもつまらないんだけど、上流から下流を全部担当するとこれほど面白いものはないということ。
特にここ、狂おしいほど同意。
ま、面白い面白くないはさておき、常々思う弊害の一つは、上流と下流が分かれていると、要件の重要性と実装のコストのバランスが悪い。要するに、どちらかといえば瑣末な要件に重大なコストがかかったりして、結果重大な要件の品質に問題が出たりすることって、案外あるのではないでしょうか。
いままでに何度かある個人受けした案件は、いわゆる開発会社に発注するのに比べれば開発費は20-30%で収まっているのではないかと思う。差額の70-80%の内訳は、会社と違って固定費がかからないのが3分の1、赤字社員がいないのが3分の1、要件を実現するもっともリーズナブルな仕様を自分で決めることができるのが3分の1、かなと。前の2つは会社という組織で仕事をする以上避けられないのだけど、最後の一つはワークフローで改善できるよね、というわけで「プログラマが仕様を決めればいい」に激しく同意なのです。
自分は SIer ではないので他人ごとといえば他人ごとなのですが、今のシステム開発業界はその構造が適切でないがために、結果としてシステムは不当にコストのかかるものになってしまい(意識するとしないとに関わらず)世の中の不幸せが増大しているのではないかという疑念が、業界荒らしの個人受けをあえてしてしまう一つの理由だったりします。